
今回も良曲満載
ダンスフロアに回帰した2020年の「Disco」から数えて3枚目となる本作は、昨年リリースされた「Tension」の続編的なタイトルが冠されている。
前作のシングル「Padam Padam」のような耳にこびり付く曲は無いが、「Lights Camera Action」はフロアアンセムと呼ぶにふさわしい縦ノリ曲だし、聴いたことがあるような無いようなレトロ風味なスルメ曲である「Taboo」や「Dance To The Music」など、バラエティに富んだ構成と楽曲自体のクオリティの高さはさすが大御所。
個人的には、大ヒットした前作を想起させるようなタイトルにしなくても、単独で勝負できたのでは?と思う。
ただし、あっという間に聴き終わる
今作は新曲9曲+コラボ曲4曲の計13曲が収録されているが、合計時間はなんと37分!
ストリーミング市場における収益対策なのはわかるが、ちょっと気を抜いているとすでに再生が終わっているくらいの短さだ。
ちなみに前作「Tension」は14曲で45分、前々作「Disco」は12曲で41分なので、年を追うごとに短くなっていることがわかる。
期間限定でExtended Editionが発売

カイリー本人もさすがに短いと思ったかどうかはわからないが、オフィシャルサイトでは10月18日から24日の1週間限定で「TENSION II (Extended Edition)」が販売された。(注:現在は販売終了している)
こちらはオリジナルの「TENSION II」13曲に各曲のExtended Mix13曲が追加されたもの。
各曲の長さは下記の通り。
| Title | Tension II (Normal) | Extended Mix |
| Lights Camera Action | 2:42 | 3:55 |
| Taboo | 2:48 | 4:10 |
| Someone For Me | 2:34 | 4:09 |
| Good As Gone | 3:09 | 4:10 |
| Kiss Bang Bang | 2:27 | 4:02 |
| Diamonds | 2:42 | 3:57 |
| Hello | 2:44 | 3:53 |
| Dance To The Music | 2:31 | 4:03 |
| Shoulda Left Ya | 2:20 | 4:21 |
| Edge Of Saturday Night | 3:26 | 4:08 |
| My Oh My | 3:01 | 4:03 |
| Midnight Ride | 3:31 | 4:28 |
| Dance Alone | 2:52 | 4:05 |
1曲あたり30秒から2分程度長くなっている。
もちろん長ければ良いというわけではないが、Extended Editionはオリジナルの慌ただしさがなくなり、気持ち的にも余裕を持って聴くことができる。
そういった意味では、このバージョンが本当の「Tension II 」なのかもしれない。
今後のバリエーション展開も楽しみ
最近のカイリーはアルバムのバージョン違いを怒涛のようにリリースするのが定番になっている。

Disco (2020)

Tension (2023)
直近2作ではオリジナル盤と同時もしくは多少の時間を置いてから追加曲を含めたDeluxe盤が出て、その後Extended盤が出るパターン。
今回は既にExtended盤がリリースされているので、Deluxe盤が登場するかは、やや疑問。
いっぽうで「Tension」と「Tension II」をまとめたBoxセットやライブ盤はリリースされるかもしれない。
この先しばらくはお布施としてお金がかかりそうだ。




