面影橋が登場する曲を紹介するシリーズ第2回目は、六文銭の「面影橋から」。

六文銭は、後のフォーライフ・レコード初代社長である小室等が結成したフォークユニット。
「面影橋から」が音源化されたのはオムニバスアルバム「1971年 全日本フォークジャンボリー」で、その後1972年にリリースされたアルバム「六文銭メモリアル」に収録されている。

また、六文銭のメンバーであり作詞・作曲者でもある及川恒平も自身のソロシングルとしてこの曲をリリースしているため、クレジットは六文銭/及川恒平と併記されていることが多い。
及川氏はこの曲について自身のサイトで「天満橋は大阪。面影橋の所在地は知らなかった。でも曲は書ける。」と書いており、残念なことに面影橋とは縁もゆかりも無かったようだ。
ただし上のジャケ写にもある通り、この曲をリリースするにあたり、近所(おそらく学習院前あたりの踏切?)まで来て撮影はしたようだ。
及川恒平 – 面影橋から(歌詞抜粋)
面影橋から 天満橋
天満橋から 日影橋
季節はずれの 風に乗り
季節はずの 赤とんぼ
流してあげよか 大淀に
切って捨てよか 大淀に
なお、この曲は吉田拓郎がカバーしていることでも知られている(吉田は後に結成された「新六文銭」のメンバーでもあった)。
ちなみに初レコード化したのは吉田のほうが早く、1971年6月7日にライブアルバム「ともだち」の収録曲としてリリースしている(六文銭によるリリースは1971年10月10日)。
このことから、世間的には吉田拓郎の曲として知られていることが多いようだ。
また、昭和を代表するJazzシンガーである江利チエミもこの曲をカバーしている。
それぞれのバージョンを聴き比べてみると、微妙にアレンジが違っていて面白い。





