
11/23・24で仙台、名取、閖上に小旅行。
今回の旅の目的は東日本大震災で犠牲となってしまった、以前勤めていた会社の上司の墓参りに行くこと。
2024年11月23日(土)
1ヶ月前に新幹線指定席の切符を購入。面影橋から新幹線に乗るには上野のほうが近いが、東京も上野も大して変わらないだろうと思い東京発で列車を予約した。
いざ上野に着いてみると、時刻表にその列車が表示されない。
おかしいと思い駅員さんに尋ねると「この列車は上野に停まりません」との返答。
まだ時間に余裕があったので東京へ移動しようとしたところ、駅員さんに呼び止められ「いまから東京に行くと間に合わない可能性があるので別の列車の自由席で大宮まで行き、そこで乗り換えてください」との指示。
急いで列車に飛び乗り、無事に大宮で乗り換え完了。
新幹線に乗り慣れている人にとっては常識なのかもしれないが、まさか上野に停まらない電車があるなんて思いもしなかった。上野が「北の玄関口」というのは遠い過去の話のようだ。
仙台に到着後、レンタカーを借りて市内にある瑞鳳殿へ。

瑞鳳殿は、仙台を代表する名将伊達政宗をはじめとする伊達家代々の墓がある寺。

ちょうど紅葉の季節のため、多くの人で賑わっていた。

昼が近くなったので仙台を後にして閖上へと向かう。
名取市震災復興伝承館の駐車場に車を停め、まずは腹ごしらえのためにかわまちてらす閖上へ。


「漁亭 浜や」で海鮮丼を食す。久々に生しらすを食べた。
かわまちテラス閖上を後にして、すぐそばにある観音寺へ。ここに元上司の墓がある。
その上司は会社を退職後、実家であるこの観音寺の副住職になった。そこで東日本大震災に見舞われ、帰らぬ人となった。
墓の場所がわからなかったので寺で訪ねると、現在の住職はその上司のお兄さんであった。事情を説明し、墓まで案内いただく。
墓地の端にある立派な墓の前で、13年間来れずにいたことを詫びながら手を合わせる。
地震の後、一旦避難した副住職は過去帳を取りに戻ったところで津波に飲まれたらしい。
過去帳とは、代々の檀家の情報が記されたデータベースのようなもの。寺にとっては非常に大切なものだ。
一緒に働いていた頃から真面目でまっすぐだった上司の顔が浮かぶ。

寺を後にして川沿いの堤防を歩いていると、空にはうっすらと虹が出ていた。
「久しぶりだな」と言われている気がして涙が出た。

本日の宿泊先は、名取ゆりあげ温泉「輪りんの宿」。部屋からは太平洋の大海原が見える。
ここにはサイクルスポーツセンターが併設されており、宿泊者であれば無料で自転車をレンタルすることも出来る。
夕食の前に少し身体を動かさなければと思い、1周4kmのコースを2周ほどライド。
宿の1階で営業しているレストランで夕食を済ませてから露天風呂で疲れを取って1日目は終了。







